アイロンを使ってはがす
裾上げテープは接着の際にアイロンを使いますが、これはテープについているのりをアイロンの熱によって溶かし、熱が冷めることにより接着するという仕組みになっています。
この仕組みを利用し、接着後のテープもアイロンの熱でのりを溶かすことにより剥がれやすくなります。
必要なものはアイロン、霧吹き、あて布です。
アイロンにスチーム機能がある場合、霧吹きは必要ありません。
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手順 1
アイロンを温める
衣類の取り扱いのタグを参考にアイロンを温めておきます。 -
手順 2
テープを濡らす
霧吹きやスチーム機能を使いテープを濡らし、あて布を置きます。 -
手順 3
アイロンをあてる
あて布の上からアイロンをあてます。今回はテープに熱を加えることが目的のため、力は加えずに軽くあてる程度にします -
手順 4
冷めないうちに生地やテープを持ち上げ、生地が傷まないように優しく剥がしていきます。
その際、生地やテープがかなり熱くなっているのでやけどに注意してください。
剥がれなくなったら2~4を繰り返して根気よく剥がしていきます。
エタノールとアイロンを併用してはがす
こちらは先ほどのアイロンを使って剥がす方法と大きく違いはありませんが、アイロン単体よりもより効果を発揮しました。
ただしエタノールを使うことで衣類にシミができてしまう可能性があるので、必ず目立たないところでチェックしてから実行してください。
必要なものはアイロン、エタノール、あて布です。
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手順 1
アイロンを温める
衣類の取り扱いのタグを参考にアイロンを温めておきます。 -
手順 2
テープを濡らす
エタノールを不要な布やキッチンペーパーなどにしみこませ、軽くたたくようにテープを濡らします。 上からあて布を置きます。 -
手順 3
アイロンをあてる
あて布の上からアイロンをあてます。今回はテープに熱を加えることが目的のため、力は加えずに軽くあてる程度にします -
手順 4
冷めないうちに生地やテープを持ち上げ、生地が傷まないように優しく剥がしていきます。
その際、生地やテープがかなり熱くなっているのでやけどに注意してください。
剥がれなくなったら2~4を繰り返して根気よく剥がしていきます。
残ったのりの取り方
エタノールを含ませた歯ブラシでこする
不要な歯ブラシにエタノールを含ませ、軽くこすります。力を入れすぎると生地が傷つきますので注意してください
チラシや不要な布ではがす
光沢のあるタイプのチラシや不要な布を使って残ったのりを剥がします。
残ったのりの上にチラシや布を置き、上からアイロンを数秒程度押し当てます。
チラシや布を剥がしてのりが残っているようなら、チラシや布をきれいな箇所にずらし、繰り返していきます。