基本の8種類の手縫いの縫い方

よく使う縫い方を8種類をピックアップし、縫い目の画像と特徴を紹介します。縫い方の手順は詳細ページでご確認ください。

なみ縫い

一般的に使用する縫い方です。表裏同じ針目で等間隔に縫います。布を縫い合わせる際や、仮縫いにも使用します。3~4ミリ幅で縫うことが多いです。

なみ縫いの表面の画像

なみ縫いの表面

なみ縫いの裏面の画像

なみ縫いの裏面

ぐし縫い

なみ縫いと同じ縫い方ですが、針目の幅が違います。2ミリ程の幅で縫うことが多いです。ジャケットの裏袖を縫う時に使います。

ぐし縫いの表面の画像

ぐし縫いの表面

ぐし縫いの裏面の画像

ぐし縫いの裏面

半返し縫い

一針進んで半針返す縫い方です。表面では一直線の繋がったような縫い目になりますが、裏面はなみ縫いのように間隔のあいた縫い目になります。薄い布やニット生地など伸縮性のある布を丈夫に縫いたい時に使用します。

半返し縫いの表面の画像

半返し縫いの表面

半返し縫いの裏面の画像

半返し縫いの裏面

本返し縫い

一針ずつ返しながら針目の間をあけずに縫う縫い方です。表からはミシンの針目のように見える丈夫な縫い方です。ミシンを使わずに丈夫に縫う縫い方です。

本返し縫いの表面の画像

本返し縫いの表面

本返し縫いの裏面の画像

本返し縫いの裏面

流しまつり縫い

一般的なまつり縫いです。縫い目が表から目立たないので、スカートやズボンの裾上げ、裏地のある洋服の袖口の始末などに使用します。

流しまつり縫いの表面の画像

流しまつり縫いの表面

流しまつり縫いの裏面の画像

流しまつり縫いの裏面

たてまつり縫い

フェルトパーツやアップリケを縫い付けるときに使用します。

たてまつり縫いの表面の画像

たてまつり縫いの表面

たてまつり縫いの裏面の画像

たてまつり縫いの裏面

千鳥がけ

パンツの裾上げやジャケットのヘムを縫うときに使用することが多いです。

千鳥がけの表面の画像

千鳥がけの表面

千鳥がけの裏面の画像

千鳥がけの裏面

かがり縫い

布端がほつれないように処理するときに使用します。その他フェルトを縫い合わせる際にもの使用します。バイアステープやミシンを使用できない場合は手縫いでのかがり縫いが必要になることもあります。

かがり縫いの正面の画像

かがり縫いの正面

かがり縫いの側面の画像

かがり縫いの側面

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